金銭の感覚がおかしくなり、ついついつぎ込んでしまうスマホゲームのガチャ。
歯止めが効けばいいですが、実際に数十万、さらには数百万という額を使ってしまって後から気づくという人も少なくありません。
廃課金で陥りやすいリボ地獄、リボの金利を知れば課金欲も少しは失せるかも?リボやカードローンの金利の話を簡単にご紹介します。
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ガチャで廃課金しそうになる前に!!

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一度課金してしまうとなぜかもったいない精神が産まれ、あれよあれよという間にお金が消え、気が付けば廃課金。手に入るのはいつか運営が終わってしまうゲームの、ただのデータ。
その1万円でキャラは当たりますか?
思い出してください、何十連しても当たらなかった時のことを。その1万円を得るために苦労して働いた自分を。
ここまで言ってもなぜか辞めることができないのがガチャ課金の恐ろしいところ。ではガチャ高額課金の際によく利用される、リボ払いの金利の話を少ししてみましょう。
そもそも金利・利息って何?

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金利や利息、よく聞く言葉ですがその意味を理解していますか?
借りたお金(元金)と金利、利息の関係は以下の計算式で成り立っています。利息というのはお金を借りたところにプラスで返すレンタル料のようなものなので、総返済額は元金+利息です。
元金×金利=利息
例えば借りたお金(元金)が100万円ならば、どれくらいの利息がつくのか、一般的なリボの金利で考えてみましょう。
100万円×15%=15万円
金額が大きすぎて感覚が麻痺してきそうですが、100万円借りたら単純計算で115万円返さなくてはいけないということになります。
10万円を借りた場合は11万5千円。本当に必要なものに支払うのなら仕方のない気もしますが、スマホゲームのガチャにこれだけ支払う必要があると考えると、なんだか具合が悪くなってきそうな気がします。
さて、ここで思い留まることができればいいですが、もう実際に数十万、数百万と使ってしまっている場合もありますよね。次からは実際に大金を使ってしまってどうしようと頭を抱えている人たちへの対処法をお伝えします。
リボよりカードローンがいい場合

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申し込みが簡単なことからリボ払いをしている人が多いようですが、利息を考えるとカードローンの方が総支払額が少なく済む場合があるという話を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
全ての場合においてカードローンに借り換えたほうがいいということではないので、一体どれくらいの額からカードローンのほうがいいのか確認してみましょう。
リボからカードローンに借り換えて返済した方がいい金額ラインは?
一般的にリボの金利は15%、カードローンは限度額100万円以下の場合13.5%~14.6%に設定されています。
そのため借入額が100万円以下の場合は、リボからカードローンに切り替えるメリットはそれほど大きくありません。
カードローンに借り換えるのがすべて正解というわけではないので、注意したいところです。
100万円以上の借入がある場合はリボからカードローンへの借り換えを
リボは借入金額に関係なく金利は15%です。それに対し、カードローンの場合は、利用限度額が上がるほど、金利が下がります。
大手銀行カードローンの場合、借入限度額が200万円の場合は金利12%、300万円の場合は9~10%となっています。金額が多きれば大きいほど、数%の金利の差で総返済額が大きく変わります。
経済的な余裕がないのに廃課金はダメ!絶対!

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リボやカードローンに手を出すほどの大金を、ソーシャルゲームには使わないのが1番です。ギャンブルと同じで、1度金銭感覚が狂ってしまうとなかなか戻らないのがガチャの恐ろしいところ。
経済的な余裕があればお金の使い道にどうこう言うことはありませんが、余裕がないのに使ってしまうというのは本当に危険。廃課金しそうになったら金利の話を思い出してみてくださいね。