ハマっているゲームのロード時間が遅いと悩んでいませんか。最近のゲームはグラフィックなどのクオリティーが上がっている反面、ロード時間が長い傾向にありますよね。今すぐSSDをPS4に外付けしてロード時間を短縮し、ゲームを楽しみましょう。
難しい設定やPS4本体の改造は不要です。一万円程のお金と、簡単なケーブル接続で作業できます。わずか10分の作業で今までよりもっと快適なゲーム環境が手に入ります。まずはこれより下の記事を読んで手順を確認していきましょう。
目次で流し読み
PS4を外付けSSDで高速化するために必要なもの
- 250GB以上のPS4対応外付けSSD※
- USBケーブル3.0以上(A-MicroB)
※内蔵SSDを外付けとして使用する場合は、上記に加え外付け用ケースが必要になります。
USBの形状は、PS4側はよくイメージするAタイプ、SSD側はケースにより異なりますが、画像のものはMicroBタイプとなっています。
内蔵SSD、外付けSSDって何が違うの…結局どれを買えばいいのという方はこちら。
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【2019年版】PS4対応おすすめの外付けSSD
SSDと一言に言っても、ネットで検索してみると様々な種類の商品があります。 そしてどれがPS4に対応しているのか、どのSSDが自分に合っているのか探すことは難しいですよね。よって本記事では、様々なSS ...
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PS4を外付けSSDで高速化する手順3ステップ
SSDを外付けする前に既存のデータをバックアップしておいたほうが良いでしょう。
バックアップ手順は以下です。
バックアップ手順
- 設定
- アプリケーションセーブデータ管理
- 本体ストレージのセーブデータ
- オンラインストレージにアップロードする
- バックアップを取りたいものを選択
- アップロード
- 完了
バックアップができたらいよいよSSD化です。
外付けSSDをPS4に接続する
外付けSSDとPS4を接続してみましょう。
USBハブ等は利用せず、直接本体と繋いでください。
PS4を起動してSSDを使うための設定をする
PS4にSSDを接続できましたら、PS4を起動して<設定>を開きます。
<周辺機器>を選択してください。
<USBストレージ機器>を選択してください。
画面に接続したSSDの名前が表示されます。
もし表示されない場合は使用したSSDがお使いのPS4に対応していないなどの理由が挙げられます。その時はメーカーページで動作状況を確認してください。
表示されたSSDを選択すると、<拡張ストレージとしてフォーマットする>という選択ボタンがあるのでそれを選んでください。(フォーマットとは初期の状態にすることでSSDを使用できるようにすることです。)
ここまででSSDをPS4に外付けすることができます。
遊んでいるゲームのデータを外付けしたSSDに移行する
SSDのフォーマットが完了したらゲームデータを移行させます。
<設定>から<ストレージ>を開いてください。
一番上に内蔵しているHDDが表示されます。その下に外付けしたSSDが表示されます。
一番上の、ゲームデータが保存されているHDDを選択しましょう。
すると本体ストレージが開きます。そのなかの<アプリケーション>を開いてください。遊んでいるゲームデータが表示されます。
コントローラーのオプションボタンを押してSSDに移行させたいゲームデータを選んでください。
※画像は「本体ストレージへ移動する」とありますが、「拡張ストレージへ移動する」となっているはずです。
「すべて選ぶ」ですべてのアプリケーションを移動させてもいいですが、サイズが大きければ大きいほど移動に時間がかかります。170GBでおおよそ1時間かかりました。
時間がない場合は特定のゲームのみを移動させ、それ以外は後でやる等でも構いません。
これでゲームのロード時間を短縮することができます。
手順3ステップ簡単まとめ
ステップ1
- 外付けSSDとPS4を接続
ステップ2
- 設定
- 周辺機器
- USBストレージ機器
- 拡張ストレージとしてフォーマットする
ステップ3
- 設定
- ストレージ
- 本体ストレージ
- アプリケーション
- 移動させたいゲームデータを選ぶ
外付けSSDがおすすめな理由
SSDをPS4の拡張ストレージとして使用するには以下2つの方法があります。
- SSDを外部から接続するという方法
- PS4の内蔵HDDをSSDに換装する方法
PS4の内蔵HDDをSSDに換装する方法は,、SSDを外部から接続するのではなく、もともとPS4に内蔵されているHDDをSSDに換装(入れ替え)するというものです。
内蔵HDDをSSDに換装する方法は、PS4pro高速化において最も期待できる方法です。
しかし内蔵HDDをSSDに換装することにはいくつかのデメリットがあります。
1つ目は内蔵HDDを換装するためにPS4本体のネジを外さなければいけないという事です。
PS4本体の部品を外したりすることは、知識が十分に無いと不安ですよね。よって初心者の方にはあまりオススメできません。
2つ目はPS4proを持っていないとSSDに換装するメリットはあまりないという事です。
PS4を長く愛用されている方はご存知だとおもいますが、これまでPS4は3機種が発売されてきました。3機種それぞれの内部接続インタフェースは異なります。この内、内蔵コネクタがSATA3のPS4proだけがSSDの持つ転送速度を最大限に生かすことが可能です。
ここまで聞き慣れない言葉が出てきたと思いますが、カンタンに言うとPS4,PS4slimでは内蔵SSDの能力を最大限に発揮できないという事です。
理論上、
PS4Pro=内蔵SSD
その他PS4=外付けSSD
が良いとされています。
このあたりの詳しいお話は以下の動画がとても分かりやすいです。よければ参照ください。PS4でSSD換装(ねじ外してHDDをSSDに)しても速度が出ない理由が分かります。外付けの話ではないのでご注意ください。
このように内蔵HDDをSSDに換装するには、必要なものが多く敷居が高くなっています。
しかし記事の初めに説明したSSDを外部から接続する方法は、必要なものも少なく比較的カンタンに作業できるので敷居が低くなっています。これらの事からPS4proをお持ちでない方は、外付けSDDの方法をオススメします。
ポイント1
- PS4Proは内蔵HDDをSSDに換装するのがおすすめ
- PS4Proでねじを外したりするのが怖いなら外付けSSD
- PS4Proじゃないなら外付けSSDがおすすめ
ポイント2
- PS4Pro以外のPS4は転送速度の関係で内蔵SSDにしても効果がそれほど得られない
- 外付けSSDによる高速化は思っているよりもずっと簡単
HDD⇒SSD速度比較!ここまで違う
ここまで外付けSSDの手順やメリットを書いてきました。
しかし、ここからは内蔵HDDと外付けSSDのロード時間はどれくらい違うのかについて話していきたいと思います。
外付けSSDは使用するSSDの種類や、適用するゲームタイトルによってロード時間の短縮度合いは変わります。よって一概には言えませんので、ここでは筆者の大好きなモンスターハンターワールドについて見ていきたいと思います。
モンスターハンターワールドのセーブデータのロード時間は、内蔵HDDに比べておよそ半分になります。ちなみにモンスターハンターワールドの起動時間は内蔵HDDの約75%になります。
このように拡張ストレージをつけるとゲーム中に焦らされる時間が大幅に短縮されます。
中には拡張ストレージをつけてもなんの変化もないゲームタイトルもありますが、多くの場合はあなたのゲームライフの質を向上させるものでしょう。是非試してみてください。